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水のコラム

壊れたトイレレバーは交換!ホームセンターで購入し、故障を直す方法

2023年05月25日 トイレ

トイレ水槽の洗浄用レバーが折れてしまった場合、新品のものと取り替えなければならないでしょう。適したレバーをホームセンターまたはネットショップなどで購入し、基本手順にしたがって行えば、自力交換もできます。

そこで本記事では、トイレレバーを交換する際にホームセンターで購入して、故障を直す方法を紹介します。

トイレレバー自己修理可能

トイレレバーが折れてしまった場合、新しいものと取り替えれば修理できます。作業の手順は割とシンプルでパーツも購入できるので自力修理も可能です。

以下、トイレレバーの作りを説明していきます。

・トイレレバーの構造

トイレレバーは、トイレ水槽内のフロートバルブパーツ(ゴムフロート)と結びついています。フロートバルブとは、トイレ水槽から便器への排水口をブロックする弁のことです。

レバー部分を回転させることでフロートバルブが働き、便器内に水が流れていきます。ノンホールド型の水槽は、ある程度の水量が流れていくとフロートバルブが元のポジションに戻って水が停止する構造です。

ホールド型の小レバーは、回している間に水が流れていきます。

水槽内の水が減少するとボールタップ(給水口を開け閉めする装置のこと)の先端に付属している浮き玉が水位と一緒に低下し、給水弁が開くことで給水されます。

トイレ水槽の洗浄レバーを交換する方法

トイレの洗浄レバーの交換方法は下記の通りです。

・新品のレバーと工具を用意する
・トイレの止水栓を閉める
・水槽の蓋を取り外す
・古いトイレレバーを外す
・新品のトイレレバーを設置する
・動作のチェックをする

まず、新品のレバーと工具を用意します。

トイレレバーは、レバーハンドル、洗浄用ハンドル、ロー水槽レバーの呼び名で、ホームセンターやウェブショップで購入できます。

トイレ水槽や便器表面に貼られたラベルをチェックして、製造メーカー名と型番を確かめてください。サイズの異なるレバーは設置できないので、必ず対応している製品を購入しましょう。

トイレレバーの交換に必要な道具は、マイナスドライバーやモンキーレンチといった工具です。怪我や汚れ付着を防ぐために、ゴム製手袋をつけて作業にかかりましょう。トイレレバーが折れている場合は、ペンチも準備するとスムーズです。

次に交換の作業中に水が流れていかないように、トイレの止水栓を閉めます。トイレの止水栓は、トイレ水槽に接続する給水管内に設置されています。

ネジタイプのものが通常で、マイナスドライバーで右側回りに回せば閉められます。ハンドル型の止水栓は、ハンドルを右側回りに回してください。

水槽の蓋と内側のカバーを真上に上げて取り外します。手洗い箇所の金具や給水管とのつなぎ目がナットで固定している場合は、モンキーレンチで緩めながら取り外してください。陶器製の蓋は落とすと割れる危険があるので、丁寧に扱いましょう。

レバーを回転させるか、鎖を引っ張ってフロートバルブを浮かせて、水槽内の水を抜きます。

レバーからフロートバルブに接続する鎖を外し、留めてあるナット部分をモンキーレンチで左側回りにゆるめていきます。

水槽内にあるナット箇所だけが回転するように、レバーのハンドル部分を手で押さえつつ回すのがポイントです。レバー軸が折れてハンドル部分が取れているケースは、軸部分をペンチで掴みながら押さえましょう。

ナット部分が取れたら、レバーを水槽内から抜きます。

レバーを外すときは、作業開始前の状態を画像に残しておくといいです。画像で残しておけば、設置方法がわからなくなる心配が減ります。

レバー部分の緩みを直したいだけの場合は、鎖は取り外さずにナットを右側回りに締めて調節してください。

・新品のトイレレバーを設置する

取り外し時と反対の手順で、新品のレバーを設置します。レバーを水槽内に差し込んで、水槽の内側から水漏れを防ぐためのパッキンをはめてナットで留めます。フロートバルブの鎖も元通りに設置してください。

・動作のチェックをする

設置作業が終わったら、水槽の蓋を開いたままで動作のチェックをします。止水栓を開けて水槽内に水をためて、レバーを回転させてみましょう。水槽内に水が溜まり給水が停止し、レバーを回したときに便器へ円滑に水が流されれば問題なしです。

水槽の蓋を閉めましょう。

水が停止しない、レバーが稼働しないなどの異変があるケースは、設置方法の再チェックが必要です。不具合が解消しない場合は業者に問い合わせしましょう。手をかけずにトイレレバーを取り替えしたい方も、専門業者の依頼をおすすめします

レバー以外のパーツにも注意

トイレレバーを適切に設置しても問題がある場合は、トイレ水槽の他のパーツにも故障が起きる危険があります。不具合のもととなりやすいパーツは、フロートバルブ、鎖、浮き玉の3つのパーツです。

・フロートバルブが老朽化している

フロートバルブが水槽の排水口を確実にブロックしていないと、水の流れが止まりません。フロートバルブが老朽化して隙間がある場合は、新品と取り替えてください。

・鎖が短い、絡まっている

フロートバルブとトイレレバーを結ぶ鎖の長さが適当かチェックしましょう。鎖が長すぎるとフロートバルブがレバーとうまく連動せず、便器内に水が流れていきません。余った鎖が絡まり、バルブが排水口からとれてしまう場合もあります。

反対に鎖が短いと、フロートバルブが浮き上がり水槽から便器へと水が漏れ出してしまいます。

鎖の長さは、レバーのフックに引っかかっている玉の場所を移動させることで調整できます。レバーを回さないままで2~3玉分ほど余裕があるように調整してください。

・浮き玉の引っかかり

浮き玉が水槽内部に引っかかっている場合、水槽内部の水位を正しく判断できません。レバーを回転させても給水されなかったり、水槽内部に水が溜まっても給水が止まらず溢れたりします。

浮き玉の棒のところを曲げるか、ボールタップとのつなぎ目の角度を変化させて場所を調整してください。

トイレレバーを使用せずに便器内に水を流す手段

レバーが折れたり取れたりして使えない場合に、「ひとまず便器の排便物を流したい」というときは、バケツを用いて水を2回程度流してすすいでください。

1回目は8~10リットルくらいの水を勢いよく便器内に流し込みます。2回目は半分の4~5リットル程度の水を慎重に流し込みます。便器内の汚い水が飛散するので、新聞紙やゴミ袋を敷いておき備えておくと安心です。

・トイレレバーの交換をせずに済ませる方法

トイレレバーの交換をせずに、できれば済ませたいですよね。
以下、トイレレバーを交換せずに長く使うためのポイント、またトイレレバーの交換のタイミングを解説します。

・トイレレバーの交換目安は約10年

トイレレバーの交換が必要となる場合の多くは、経年の傷みによる故障です。ほとんどのトイレレバーはプラスチック樹脂製なので、トイレレバーの交換の目安はおよそ10年程度といえるでしょう。

経年摩耗が進行したトイレレバーは、いつ壊れるか判断できません。急にトイレレバーが壊れて慌てないためにも、問題を発見した場合は交換するのも一つの手段です。

・こまめにトイレ水槽を清掃する

トイレ水槽内は常に水が溜まっている状態で、カビ菌やゴミ汚れが付きやすい状況となっており、こまめな清掃が必要です。

加えて、トイレ水槽内を綺麗に維持しておくと、トイレ水槽内のパーツの経年老朽化を防ぐこともできて、トイレレバーの長持ちさせることにもなります。ただ、清掃時に塩素系ハイターを使用すると水槽内の配管部分やパッキン箇所を傷めることになるので、NGです。

中性洗剤を使い、水槽内に入れる洗浄剤を使えば、そのままにするだけで衛生的になるので、清掃を手軽に行えます。

まとめ

今回は、壊れたトイレレバーの交換方法を解説してきました。ここでお伝えした自力修理法は、新品のトイレレバーをホームセンターで購入し、故障を直すというものです。

この方法は、複雑でやりにくいわけではないので是非一度チャレンジしてみてください。

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