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水のコラム

トイレの水が逆流する原因と対処法を解説

2023年04月25日 トイレ

ある日、トイレの水が逆に流れていく様子を見かけたら、慌ててしまいますよね。
早く直したいと思い、自分で直そうとしてしまうかもしれません。

ただし、不具合や事態の悪化は避けたいものです。トイレの水が逆流する要因には、いくつかあります。

今回はメインとなる原因とその対処法について解説します。

トイレの水が逆流する主な原因

トイレの水が逆に流れる主な原因は、3つです。

排水管や排水口の詰まり
排水管や排水口は、下水管までの汚水の通路です。この排水管や排水口が詰まると、汚水が逆に流れてしまいます。

トイレ水槽にペットボトルを入れて、強引に節水しているケースは、水量が減ってしまうので水に溶けるものが溶けなくなって、トイレットペーパーの詰まりや逆に流れる事態が起こります。

トイレの便器内の詰まり
便器内にある排水路はS字形を描いているので、物などがつっかかりやすく、詰まりやすいところです。

したがって、トイレットペーパーを多く流すと溶けづらく、ウェットティッシュやメガネなどの固体物を落とした場合などは、S字箇所でつっかかる場合も高いです。

それらが積もることで詰まりが発生し、トイレの逆流を引き起こしてしまうのです。

詰まり原因で多発するもの
トイレが逆流する詰まり原因には、3つあります。

1つ目は、トイレットペーパーを大量に流すことです。

人によっては、トイレットペーパーをたくさん流しているのではないでしょうか。

トイレットペーパーは水溶性のものです。ただし、1回で大量のトイレットペーパーを流すと、それだけ水量も普通以上ではないと溶けない上、詰まりが生じやすくなります。

加えて近頃のトイレは水量をセーブした型も多く、たくさんのトイレットペーパーを流せないようになっています。

2つ目は、水に溶けない紙系の詰まりです。

ティッシュや水に溶けないトイレシート、お尻ふきなどは決して流さないように注意してください。

3つ目は、スマートホンやメガネなど、その他身に付けるものを便器内に落下させてしまう場合です。

これらの小物は、トイレを使用時や清掃時に落としやすく、トイレットペーパーと異なり水に溶かせません。

排水ポンプの不具合
地下や田舎の住宅トイレの場合、排水ポンプを用いて排水を汲んでいます。排水ポンプの不具合や、台風や土砂災害による泥や雨水の流れ込みによって、トイレの逆流が発生することがあります。

この排水ポンプが設置されているのは、トイレだけではありません。複数の排水口で逆流や詰まりが生じているケース、地下のトイレだけ異常があった場合、排水ポンプを調べたほうがいいでしょう。

くわえて、排水ポンプの不具合は素人が修理することはできません。すぐに水道修理業者に依頼し、詰まりの改善や排水ポンプの修理を依頼してください。

天災による逆流
嵐や大雨のときは、土や砂、たくさんの雨水が下水管から各住宅のトイレにまで逆流してくることもあります。

嵐や大雨の予想雨量や冠水・洪水の危険は、天気予報や災害マップによりあらかじめ調べられるので、早急に情報整理しておきましょう。

また大きな地震が発生すると、排水管や下水管の損壊によって逆に流れてくる場合もあります。例をあげると、地震のすぐ後にトイレ内の水を流すと、損壊した下水管から汚水を流されず逆流が起こりやすくなるので、注意しなければなりません。

嵐や大雨のケースは、ビニール袋に水の入った水こし(20リットルほど)を便器内に置いて、下水管からの逆流に備えておきましょう。

そして地震のすぐ後は自宅のトイレを使わず、災害専用のプレハブトイレを使うといった対策をしておくと安心です。

トイレの逆流によるダメージ

トイレの逆流による代表的な被害は、まずトイレや廊下が水浸し状態になってしまうケースです。

逆流のレベルによっても変わってきますが、嵐や大雨の場合、リビングや台所も水浸し状態になる場合もあるので、気を付けましょう。

そして水浸し状態になると、床材や壁紙の一部分、内壁や床下の汚れや腐りが生じやすくなります。

その他、壁面や床面に下水臭が染みつくことが多く、たくさんの場所を補修・建て替えする必要があります。また、建て替えや補修に必要な費用もかかってしまいます。

住宅へのダメージの他には、衛生面の危険も考えられます。トイレから逆に流れてきた下水が目や傷跡へ入ると、感染症の危険もあり注意が必要です。

トイレが逆流した場合の対処方法

トイレの逆流を発見したら、直ちにトイレの止水栓を閉め、ウォシュレットのスイッチを抜いておくように心がけましょう。

もしも電源ノズルが水濡れしている場合は、感電防止のためゴム手袋を着用し、乾燥したタオルで水分を拭いてからスイッチを抜いてください。

自力でトイレの逆流を処置する際は、トイレットペーパーが原因の場合だけにしてください。

以下、すぐに対処可能な2つの方法を説明します。

バケツを用いて大量の水を流しこむ
トイレットペーパーが詰まり、逆に流れてくるケースは、バケツを用いて大量の水を便器内へ流しこむ方法があります。

はじめに便器にたまった水を汲み取った上で、バケツ内に溜めた水を流しこみます。トイレットペーパーは水に溶けるので、ある程度の水があれば溶けて詰まりを直せる場合があります。

ただ、バケツを用いた方法では一斉に水を流すので、トイレの壁面や床面にも下水が飛散することも考えられます。

水を流す前に、床面や壁面を新聞紙で保護しておくことも重要です。また、下水が口や目、傷あとに飛び散る危険もあるので、最善の方法とはいえません。

またトイレットペーパーが全て溶けず、反対に逆流するなど深刻化する場合もあります。
衛生面が気がかりな場合は、直ちに水道修理業者へ連絡してください。

ラバーカップを使用
ラバーカップには和式専用タイプ・洋式専用タイプ・節水式トイレ専用タイプの3パターンがあるので、自宅のトイレに適したタイプを選びましょう。

この際、誤った種類を選ぶと、吸引する力が存分に発揮できないので注意してください。

便器にカップを差し込む前にチェックしておきたい点は、固体物が流されていないこと、便器に溜まった水量です。

もし固体物を流した場合は除去するか、水道修理業者に依頼してください。

同時にカップが隠れるほどの水位がなければ、真空状態ができずラバーカップの効力を発揮できません。

水が不足しているときは、水道から継ぎ足してください。

反対に水量が多いと汚い水が飛び散るので、一定量汲み取り減らしたあと、ラバーカップを使いましょう。

水の飛散による汚れを予防するために、便器を覆うくらいのサイズのビニール袋に穴を開け、ラバーカップの柄部分を通しておきます。またビニール袋による保護をしておけば、幾分飛散を少なくできます。

準備が整ったらカップを慎重に押し込み、固体物を捕まえたらすぐに引き抜いてください。
この時点で、何回も押し込む動作は要りません。

一回慎重に押し込み、すぐに引き抜く動作を何回か繰り返すことで、だんだん詰まり物を引き出せて解消されます。

引き抜いた後は水を徐々に流し込んでみて、状況を観察しましょう。

トイレの逆流ケースで修理業者を呼ぶタイミング

トイレの逆流問題で修理業者を呼ぶタイミングは以下の通りです。

固体物が確認できない場所にある
消臭剤の蓋やピアスなどをトイレに落とした場合、排水トラップや排水管箇所といった、外から確認できない位置に入る場合もあります。

排水管などへ異物が入ると詰まり解消道具でも取り出せず、逆に押し込む危険もあります。

小物をトイレに落とした場合で確認できないときは、いち早く修理業者へ連絡し、詰まりを解決してもらいましょう。

自分で対処してから状況が悪化
先の項目で紹介した手段でトイレの逆流に対応してから、かえって状況が悪くなったケースも、直ちに業者に依頼しましょう。

なぜなら、強引な修理で固体物が便器のさらに奥側へ押し込まれた場合があるからです。

まとめ

この記事では、トイレの水が逆流する原因と対処法を解説してきました。本記事内の2つの方法は代表的なものです。ぜひ一度試してみてください。

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