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水のコラム

キッチンの排水口が詰まる原因と解消方法を徹底解説

2026年06月30日 2026年07月15日 キッチン

キッチンの排水口がつまると、シンクに水がたまる、排水時にゴボゴボと音がする、嫌なニオイが上がるなどのトラブルが起こります。原因として多いのは、油汚れや食べカス、ぬめり、固形物、排水管内に蓄積した汚れです。

この記事では、キッチンの排水口でつまりが起こる原因や解消方法、予防策について紹介します。

キッチンの排水口で詰まりが起こる原因

キッチンの排水口でつまりが起こる原因は、日々の調理や食器洗いで流れ込む汚れにあります。油汚れや食べカスは少量でも、毎日流れ込むことで排水口や排水管内に蓄積します。

もし、水の流れが悪くなった、排水口からニオイがする、シンクに水がたまるといった症状がある場合は、つまりが進行しているかもしれません。まずは原因を確認し、状態に合った方法で対処してみてください。

油汚れが固まっている

キッチンの排水口つまりで多い原因が、油汚れの蓄積です。食器やフライパンに残った油をそのまま流すと、排水管の内側に付着します。油は冷えると固まりやすく、そこへ食べカスや洗剤カスが絡むと、水の通り道が狭くなります。

最初は水が少し流れにくい程度でも、放置するとシンクに水がたまる状態へ進行してしまうかもしれません。油汚れが原因の場合は、40~50℃のぬるま湯を少しずつ流す、液体パイプクリーナーを使用するなどの方法が役に立つでしょう。

ただし、熱湯は排水管や部品を傷める可能性があるため避けてください。ぬるま湯を使用する場合は、40~50℃にとどめることがポイントです。

食べカスやぬめりが溜まっている

食べカスやぬめりも、排水口つまりの原因になります。特に、米粒や野菜くず、麺類、茶葉、小さな骨などがごみ受けを通り抜けると、排水トラップや排水管内に残る場合があります。

排水口のごみ受けやふたに汚れがたまると、雑菌が繁殖し、ぬめりや悪臭につながるでしょう。ぬめりは排水口の部品に付着しやすく、放置すると水の流れを妨げる原因になります。

もし、水が少しずつ流れている段階であれば、外せる部品を取り外して掃除するだけで改善する場合があります。完全につまっている場合は、無理に水を流し続けないよう注意してください。

関連記事:キッチンの排水溝にヘドロが詰まる!原因と解消法

排水管が詰まっている

排水口周りを掃除しても改善しない場合は、排水管の奥でつまりが起きている可能性があります。油汚れや食べカス、洗剤カスが排水管内に長期間蓄積すると、通常の掃除では届かない場所で固着することがあります。

また、スプーンやつまようじ、食品包装の切れ端、ペットボトルのふたなどの固形物が流れ込むと、排水管内で引っかかる場合があるでしょう。固形物が原因の場合は、ラバーカップ(スッポン)や真空式パイプクリーナーで圧力をかけると、さらに奥へ移動してしまうおそれがあります。

キッチンの排水口で詰まりが起こる場所

キッチンの排水口つまりは、排水口のすぐ下だけでなく、排水トラップや排水パイプ、床下の排水管で発生することがあります。つまりが起きている場所によって、適した対処法も変わります。

そのため、見える範囲の汚れだけで判断せず、水の流れ方やニオイ、異音も確認してみましょう。

排水トラップ

排水トラップは、下水の臭いが室内へ上がらないように水をためておく部品です。キッチンでは排水口のすぐ下に設置されていることが多く、食べカスや油汚れがたまりやすい場所になります。

排水トラップが汚れていると、水の流れが悪くなったり、ぬめりや悪臭が出たりします。外せるタイプであれば、ふたやごみ受け、排水トラップを取り外して掃除してください。

なお、部品を外す際は、元の順番や向きを確認しておきましょう。取り付け方を誤ると、水漏れや悪臭の原因になる場合があります。

排水パイプ

排水パイプは、シンク下から床下の排水管へ水を流す部分です。排水トラップを掃除しても水が流れにくい場合は、排水パイプやその先の排水管でつまりが起きている可能性があります。

もし、シンク下の排水パイプにひびや緩みがあると、水漏れにつながる場合もあります。収納内が湿っている、排水時だけ水がにじむ、下水のようなニオイがする場合は注意してください。

排水パイプを外して掃除する場合は、バケツやタオルを用意し、部品の向きを記録してから作業しましょう。

キッチンの排水口の詰まりを直す方法

キッチンの排水口つまりを直す前に、まずシンクにたまった水を汲み、排水口のふたやごみ受けを外します。見える範囲に食べカスやごみがある場合は、ゴム手袋を着用して除去してください。

つまりの原因が油汚れやぬめりであれば、自身で改善できる場合があります。一方、固形物や排水管奥のつまりが疑われる場合は、無理な作業を避けたほうが無難です。

ぬるま湯を流す

油汚れによる軽いつまりには、40~50℃のぬるま湯を流す方法があります。冷えて固まった油汚れをやわらかくし、排水管内へ流しやすくするためです。

具体的な手順は以下の通りです。

  • 手順① シンクにたまった水を汲む
  • 手順② 排水口のふたやごみ受けを外し、見えるごみを除去する
  • 手順③ 40~50℃のお湯を少しずつ流す
  • 手順④ 水の流れが改善したか確認する

なお、熱湯を流すと、排水管や接続部品を傷めるおそれがあります。そのため、ぬるま湯の温度は40~50℃にとどめてください。

重曹と酢(クエン酸)の力で汚れを浮かす

重曹と酢、またはクエン酸は、水と反応させることで泡が立ちます。この泡によって、軽いつまりの原因となるぬめりや汚れの除去に使用できます。

具体的な手順は以下の通りです。

  • 手順① 排水口のふたやごみ受けを外し、食べカスやごみを除去する
  • 手順② 排水口に重曹を振りかける
  • 手順③ 重曹の半分程度の酢またはクエン酸を加える
  • 手順④ 40~50℃のぬるま湯を少しずつ注ぎ、泡立たせる
  • 手順⑤ 30分程度置いたあと、水で十分に洗い流す

ただし、上記の方法は長期間固着した油汚れや、固形物によるつまりには向いていません。

パイプクリーナーで汚れを除去する

ぬめりや油汚れ、髪の毛などが原因の軽いつまりには、液体パイプクリーナーの使用も有効です。パイプユニッシュの公式ホームページでは、液を排水口・排水パイプへ直接注ぎ、15~30分放置したあと、水を十分に流す方法が紹介されています。長時間放置すると、除去された汚れが排水管内で固まり、つまりが悪化するおそれがあるため、所定の時間を守って使用することが肝心です。

また、塩素系の液体パイプクリーナーは、他の洗剤と混ぜないでください。アンモニアと反応すると、有毒なクロラミンを発生させる可能性があるため、使用後は水で十分に洗い流しましょう。

【出典】ジョンソン株式会社「パイプニッシュ」

ラバーカップで汚れを押し出す

ラバーカップ(スッポン)は、排水口に密着させ、押し引きの圧力でつまりを動かす道具です。油汚れやぬめりによる軽いつまりに効果が期待できます。

使用する際は、排水口のふたやごみ受けを外し、排水口にラバーカップを密着させます。カップ部分が水に浸かる程度の水位を確保し、ゆっくり押し込んでから勢いよく引きましょう。

ただし、固形物を落とした可能性がある場合は使用しないでください。圧力で固形物が排水管の奥へ移動し、除去が難しくなるおそれがあります。

ペットボトルで汚れを押し出す

ラバーカップ(スッポン)がない場合は、ペットボトルで圧力をかけてつまりを解消する方法もあります。排水口にペットボトルの口を密着させ、ボトルを押して空気圧をかけてください。

ただし、排水口の形状によっては密着しにくく、十分な効果が得られない場合があります。また、力を入れすぎると水が飛び散るおそれがあります。

異物や固形物がつまっている可能性がある場合は、圧力をかけると奥に押し込んでしまうため注意しましょう。

ワイヤーブラシで汚れを除去する

ワイヤーブラシ(ワイヤー式パイプクリーナー)は、排水管内の汚れへ届かせて、つまりを除去する道具です。排水口や排水パイプ内に汚れが付着している場合に使用されることがあります。

ただし、ワイヤーブラシは扱い方を誤ると、排水管を傷つける可能性があることを意識しましょう。強く押し込む、無理に回す、奥で引っかかっているのに作業を続けると、排水管の破損や水漏れにつながるおそれがあります。もし、抵抗が強い場合や固形物が疑われる場合は、作業を中止してください。

手で直接除去する

排水口のごみ受けや排水トラップに食べカスや固形物が見えている場合は、ゴム手袋を着用して直接除去します。見える範囲であれば、無理な圧力をかけるよりも安全に対処しやすくなります。

なお、排水口の奥に手を入れる際は、ガラス片や金属片などでけがをしないよう注意してください。見えない位置にある固形物を無理に取ろうとすると、さらに奥へ押し込む場合があります。

奥に入った異物や固いものが原因の場合は、水道修理業者へ依頼してください。

関連記事:台所の排水溝つまりを自力で解消する方法とは?原因や予防法とあわせて解説

排水口の詰まりを直す際のポイント

キッチンの排水口つまりを直す際は、原因に合った方法を選びたいところです。もし誤った方法を試すと、つまりが悪化したり、排水管を傷めたりする場合があります。

詰まりの原因を確認する

まず、油汚れやぬめりが原因なのか、固形物が原因なのかを確認します。軽い油汚れやぬめりであれば、40~50℃のぬるま湯や重曹とクエン酸、液体パイプクリーナーで改善する場合があります。

一方で、スプーンやつまようじ、食品包装などの固形物が原因の場合は、圧力をかける方法を避けてください。固形物が奥へ移動すると、修理範囲が広がる場合があります。

洗剤を混ぜない

液体パイプクリーナーや漂白剤、酸性洗剤、クエン酸などを同時に使用しないでください。

洗剤同士が反応すると、有害な成分が発生するおそれがあります。特に塩素系の洗剤は、アンモニアと反応すると有毒なクロラミンを発生させる可能性があります。別の洗剤へ切り替える場合は、先に水で十分に洗い流してください。

熱湯を流さない

油汚れを流したい時でも、熱湯は使用しないでください。排水管や排水トラップ、接続部品を傷めるおそれがあります。

お湯を使用する場合は、40~50℃に統一します。熱いほど効果が高まるわけではないため、温度を守って作業しましょう。

水道修理業者に依頼する

水がまったく流れない、悪臭が強い、何度もつまりが再発する、固形物を落とした、排水管の奥でつまりが疑われる場合は、水道修理業者へ依頼してください。

また、一般的なつまり除去の方法を試しても解決しない頑固なつまりの場合は、水道修理業者に高圧洗浄を依頼する判断も必要になります。排水管の状態を確認せずに自身で強い水圧をかける行為は避けましょう。

水道修理業者へ依頼した際にかかる費用の目安

キッチンの排水口つまりを水道修理業者へ依頼した場合の作業費は、つまりの程度や作業内容によって変わります。

おかやま水道職人では、キッチンつまりの作業費について、低度つまりが5,500円+出張費3,300円で8,800円~、中度つまりのドレンクリーナーなどが26,400円+出張費3,300円で29,700円~、高度つまりの高圧洗浄などが38,500円+出張費3,300円で41,800円~を目安に記載しています(令和8年5月時点)。

上記は作業料金の一例であり、修理箇所の状況や設備環境、部品交換の有無によって変動する点に注意が必要です。実際の金額は、現地確認後のお見積もりで確定します。

詳しくは料金一覧ページをご覧ください。

水道修理業者を選ぶポイント

キッチンの排水口つまりを依頼する際は、料金だけでなく、会社情報や施工実績、お見積もりの分かりやすさを確認することがポイントです。

水道局指定工事店かどうかを確認する

水道局指定工事店は、自治体から指定を受けた工事店です。給水装置に関わる工事や水回り修理を依頼する際の判断材料になります。

キッチンのつまりが排水管や排水マスまで関係している場合は、対応範囲も確認してみてください。

複数の水道修理業者にお見積もりを依頼する

緊急性が高くない場合は、複数の水道修理業者に見積もりを依頼してみてください。作業費、出張費、部品代、追加料金の有無を比較しやすくなります。

また、お見積もりでは、薬品洗浄なのか、器具を使用するのか、高圧洗浄が必要なのかを確認しましょう。作業内容が分かると、料金にも納得しやすくなります。

口コミを確認する

口コミは、水道修理業者の対応や説明の分かりやすさを知る参考になります。ただし、口コミだけで判断せず、公式ホームページの会社情報や料金、対応エリア、施工実績もあわせて確認しましょう。

公式ホームページと口コミの両方を確認すると、依頼前の不安を減らしやすくなります。

キッチンの排水口の詰まりを予防する方法

キッチンの排水口つまりは、日頃の使い方で予防しやすくなるでしょう。油や食べカスを流さないこと、こまめに掃除すること、異音に気づくことが欠かせません。

油を流さない

調理で出た油は、排水口へ流さないでください。キッチンペーパーで拭き取る、凝固剤で固めるなどして、ごみとして処分しましょう。

少量の油でも、毎日流すと排水管内に蓄積します。油汚れはつまりだけでなく、悪臭の原因にもなります。

異物を流さない

スプーン、つまようじ、食品包装、ペットボトルのふたなどは排水口へ流さないよう注意してください。小さなものでも、排水管内で引っかかるとつまりの原因になります。

ごみ受けを正しく取り付け、破れや変形があれば交換してみてください。

こまめに掃除する

排水口のふた、ごみ受け、排水トラップは、汚れがたまりやすい場所です。食べカスを毎日捨て、ぬめりが出る前にスポンジや歯ブラシで掃除しましょう。

週に一回程度、外せる部品を取り外して洗うと、悪臭やつまりの予防につながります。掃除後は部品を正しい位置へ戻してください。

異音がないか確認する

排水時に「ゴボゴボ」と音がする場合は、排水管内で空気の流れが乱れている可能性があります。つまりの初期症状であることもあるため、放置しないようにしましょう。

なお、キッチン以外の水回りでも同じような異音がある場合は、屋外の排水溝や排水マス側でつまりが起きている可能性があります。早めに点検を検討してみてください。

キッチンの排水口の詰まりならおかやま水道職人へ

キッチンの排水口つまりは、油汚れや食べカス、ぬめり、固形物、排水管内の汚れなどが原因で発生します。軽いつまりであれば、40~50℃のぬるま湯や重曹とクエン酸、液体パイプクリーナーなどで改善するかもしれません。

ただし、固形物が原因のつまりや、排水管奥で発生している頑固なつまりは、自身で無理に対処すると悪化するおそれがあります。水がまったく流れない、何度も再発する、悪臭や水漏れを伴う場合は、早めに相談しましょう。

おかやま水道職人では、岡山県内でキッチンの排水口つまりや水漏れなど、水回りのトラブルに関するご相談を受け付けています。キッチンの排水口のつまりでお困りの際は、おかやま水道職人へお問い合わせください。365日24時間、いつでもお問い合わせを受け付けております。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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