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水のコラム

夏の洗濯機の排水口はなぜ臭う?漂う悪臭の原因と解決策【水道職人:公式】

2026年06月02日 2026年05月29日 洗濯機のトラブル


夏になると、洗濯機まわりから下水のようなニオイや、カビのようなニオイが気になることがあります。
洗濯物をきれいにする場所から悪臭がすると、洗濯物にもニオイが移るのではないかと不安になる方もいるでしょう。
 
洗濯機まわりのニオイは、洗濯槽の汚れだけでなく、排水や排水トラップ、排水ホース、洗濯機パンの汚れなどが関係している場合があります。
とくに夏は気温と湿度が高く、洗剤カスや皮脂汚れ、糸くずなどに雑菌が繁殖しやすい季節です。
そのため、普段は気にならない排水口のニオイが、急に強く感じられることもあるでしょう。
 
この記事では、夏に洗濯機の排水口が臭くなる原因と、ご家庭でできる掃除の手順、ニオイの再発を防ぐための対策について解説します。
 

なぜ夏に洗濯機の排水口が臭うのか?


夏に洗濯機の排水口のニオイが強くなるのには、主に2つの理由が考えられます。
原因を知ることは、適切なニオイの解消方法を講じるための手掛かりとなるでしょう。
 

理由①気温と湿度による雑菌の繁殖

夏は一年の中で最も気温と湿度が高くなる季節です。
そして、排水口の内側には、洗剤の溶け残りや皮脂汚れ、髪の毛などが蓄積しています。
これらの汚れを栄養源とする雑菌にとって、繁殖しやすい環境 となります。
くわえて、汚れが分解される過程で、悪臭の原因となるガスが発生することがあるのです。
 

理由②封水切れ

洗濯機の排水口には、排水トラップが設けられていることがほとんどです。
排水トラップには封水と呼ばれる水がたまっており、この水が下水のニオイを室内へ上げないためのフタのような役割をしております。
 
夏は気温により水分が蒸発しやすく、洗濯機を長期間使用していない場合や、排水トラップに不具合がある場合は、封水が少なくなることがあります。
これを封水切れと呼び、封水が不足すると、排水管の奥から下水のようなニオイが上がりやすくなってしまうのです。
 
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洗濯機の排水口が臭いときに確認する4つの場所


洗濯機の排水口が悪臭を発していると、洗濯のたびに不快に感じる方も多いでしょう。。
洗濯する時間がストレスにならないように、ニオイを感じたときは原因を確認し、対策を講じてください。
 

チェックポイント①排水口まわり

洗濯機の排水口は、洗濯機パンの角や洗濯機の下にあることがほとんどです。
目視できる位置にある場合は、排水口のまわりにホコリや糸くず、ぬめり、水たまりがないか確認してください。
 
また、排水口のフタや部品がずれていると、ニオイが上がりやすくなることがあります。
掃除後に部品を戻し忘れていることもあるため、排水口のフタが正しく設置されているかも確認しましょう。
 

チェックポイント②排水ホース

排水ホースは、洗濯機から排水口へ水を流すための重要な部品です。
排水ホースが折れ曲がっていると、排水が滞り、排水不良やニオイの原因になることがあります。
 
また、排水ホースの先端が排水口から外れかけている場合や、接続部に隙間がある場合にも、ニオイが漏れることがあります。
排水ホースの表面がひび割れていないかや変色していないかも、確認するようにしましょう。
 
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チェックポイント③洗濯機パン

洗濯機パンは、防水パンとも呼ばれ、洗濯機の下に設置されている受け皿のような設備です。
洗濯機パンには、ホコリや髪の毛、糸くず、水分がたまりやすく、夏場はカビ臭の原因になることがあります。
くわえて、洗濯機の下は掃除がしにくいということもあり、気づかないうちに汚れが蓄積していることもあるのです。
 
ただし、洗濯機を無理に動かすと、給排水ホースが外れるおそれや、腰痛などのけがにつながる可能性があるため、洗濯機を動かさなくても手が届く範囲での確認に留めましょう。
 

チェックポイント④洗濯槽

洗濯機まわりが臭いと感じても、実際には洗濯槽内部の汚れが原因の場合があります。
洗濯槽の裏側には、洗剤カスや皮脂汚れ、黒カビが付着することがあるのです。
 
洗濯機のフタを開けたときに臭う、洗濯物にニオイが残る、洗濯後に黒いカスが付着している場合は、洗濯槽の掃除も検討しましょう。
 
なお、排水口のニオイと洗濯槽のニオイが同時に発生しているケースもあるため、片方だけを掃除しても改善しない場合があります。
 

洗濯機の排水口掃除をする前の3つの注意点


洗濯機の排水口掃除は、ご家庭でもできますが、洗濯機本体や給排水ホースが関わるため、キッチンや浴室の排水口よりも注意が必要です。
掃除する前に注意点を確認しておきましょう。
 

注意点①無理に洗濯機を動かさない

洗濯機は重量があり、無理に動かすと床を傷つけたり、給排水ホースが外れたりする可能性や、腰痛などのけがにつながるおそれがあります。
とくに、ドラム式洗濯機は重いため、ひとりで動かすのは大変危険です。
 
排水口が洗濯機の真下にある場合は、見える範囲だけを確認し、無理な作業は避けましょう。
そのうえで、水漏れや排水不良がある場合は、水道修理業者へ相談するようにしてください。
 
なお、洗濯機本体に不具合が発生しているときは、メーカーや家電量販店、購入店などに相談することもご検討ください。

注意点②電源と水栓を確認する

掃除前に、洗濯機の運転が停止していることを確認しましょう。
また、必要に応じて電源プラグを抜き、洗濯水栓を閉めてから作業するようにしてください。
なお、電源プラグを抜く場合は、感電対策のため乾いた手でプラグ部分を持って抜きましょう。
 
くわえて、排水ホースに触れる場合は、ホース内に残った水が出てくることがあります。
周辺にタオルやバケツを用意しておくことで、ホースから出てきた水による床の水濡れを防ぎやすくなります。
 

注意点③洗剤を混ぜない

排水口のニオイ対策として、パイプクリーナーなどの市販の洗浄剤を使用する方もいるでしょう。
ただし、塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜると、有害なガスが発生するため、混ぜないようにしてください。
また、洗濯槽クリーナーや排水口用洗剤、カビ取り剤などを同時に使用することは避け、製品の表示を確認し、指定された方法と用量を守りましょう。
 
関連記事:脱衣所が水浸し?洗濯機からの水漏れの原因と対処法とは?
 

ご家庭でできる洗濯機の排水口掃除の手順


準備が整ったら、丁寧に清掃を行ってください。
ここでは、代表的な掃除の手順をご紹介します。

  1. 洗濯機の電源プラグを抜き、蛇口をしっかりと閉める
  2. 排水口カバーや目皿、排水トラップなどの部品を順番に取り外す
  3. 取り外した部品に付着している髪の毛やゴミを、古い歯ブラシなどで取り除く
  4. バケツにぬるま湯を張り、重曹を溶かして部品を30分程度浸け置き※する
  5. 排水口の内部に重曹を振りかけ、その上からクエン酸を水に溶かしたものをゆっくり注ぐ
  6. 発泡が落ち着くまでしばらく置き、ぬめりや汚れを落としやすくする
  7. 浸け置きした部品と排水口内部を水でしっかりと洗い流す
  8. すべての部品を元の順番通りに取り付け、最後に水を少しずつ注いで封水を補う

 
なお、排水口の部品が外れないときは、無理に力をかけるのを控えてください。
力任せに取り外そうとすると、部品の破損につながることがあります。
 
※浸け置き不可の部品もあるため、作業する前に洗濯機の取扱説明書をご確認ください。
 

ニオイを防ぐための日常的な予防策


洗濯機の排水口のニオイは、一度掃除して終わりではなく、日常的なケアで再発を防ぐことが大切です。
夏はとくにニオイが出やすいため、洗濯の仕方や洗濯機まわりの環境を見直しましょう。
 

洗剤や柔軟剤を入れすぎない

洗剤や柔軟剤を多く入れると、衣類がきれいになるように感じるかもしれません。
しかし、規定量を超えて使用すると、溶け残りやすすぎ残しが発生し、排水口や排水ホースの汚れにつながります。
 
また、洗剤カスはぬめりの原因になり、夏場はニオイを強めることがあるため、洗濯物の量や汚れに合わせて、製品表示の使用量を守るようにしてください。
 

洗濯後はフタを開けて湿気を逃がす

洗濯後にフタを閉めたままにすると、濯槽内に湿気がこもり、カビやニオイが発生しやすくなります。
洗濯後は、しばらくフタを開けて内部を乾燥させるようにしましょう。
くわえて、洗面所や脱衣所の換気扇を回すことも、湿気対策に役立ちます。
 

糸くずフィルターをこまめに掃除する

糸くずフィルターに汚れがたまると、洗濯機内部や排水まわりに汚れが残りやすくなります。
さらに、フィルターの詰まりは、洗濯物のニオイや排水不良にもつながることがあるでしょう。
そのため、洗濯機の取扱説明書を確認し、定期的に糸くずフィルターを掃除するようにしてください。
 
なお、乾燥機能付きの洗濯機では、乾燥フィルターの汚れもニオイの原因になる場合があるため、取扱説明書やメーカーサイトなどを確認し、定期的にメンテナンスした方がよいでしょう。
 

洗濯機パンを清潔に保つ

洗濯機パンにホコリや水分がたまっていると、カビ臭が出やすくなるため、手が届く範囲で定期的にホコリを取り除きましょう。
洗濯機の下に掃除道具が入る場合は、無理のない範囲で拭き掃除などをしてください。
 
ただし水がたまっている場合は、排水不良や水漏れの可能性があるため、水道修理業者などに相談し、水漏れの原因を確認することが大切です。
 

長期間使用しない場合は封水切れに注意する

旅行や帰省などで洗濯機を長期間使用しない場合は、排水トラップの封水が減ることがあります。
帰宅後に洗濯機まわりから下水臭がする場合は、まずは洗濯機の排水口に水を流して封水を補い、ニオイが落ち着くか確認してください。
 
ただし、何度水を流しても下水臭が消えない場合は、排水トラップの不具合や排水管側の問題が考えられるため、水道修理業者に相談することもご検討ください。
 
なお、封水の補充をするときは、あふれないように注意し、コップなどで少しずつ補いましょう。
封水があふれるときも、排水トラップの不具合や排水管側に問題が起こっている可能性があります。
 

洗濯機の排水口のニオイに関するQ&A


洗濯機の排水口のニオイは、原因が見えにくいため判断に迷いやすいトラブルの一つです。
ここでは、よくある疑問をQ&A形式でご紹介します。
 

Q1.洗濯機の排水口に水を流せばニオイは消えますか?

封水切れが原因であれば、水を流すことでニオイが軽減する場合があります。
ただし、排水口や排水ホースに汚れがたまっているときは、水を流すだけでは改善しにくいでしょう。
くわえて、水を流して一時的にニオイが弱くなっても、すぐ戻る場合は、排水トラップに汚れが付着している、または部品に不具合があることが考えられるため、状態を確認してください。
 

Q2.洗濯槽を掃除してもニオイが残るのはなぜですか?

ニオイの原因が洗濯槽ではなく、排水口や排水ホースにある可能性があります。
洗濯槽クリーナーで内部を掃除しても、排水口まわりのぬめりやカビなどの汚れが残っていれば、ニオイが改善しないことがあります。
 

Q3.洗濯機の下に排水口があり掃除できない場合はどうすればよいですか?

無理に洗濯機を動かさず、水道修理業者への相談をご検討ください。
ドラム式洗濯機や大型洗濯機はとくに重く、床の損傷だけではなく、けがにつながるおそれがあるため、無理をしないことが大切です。
 

夏の洗濯機の排水口からのニオイは早めの確認と掃除が大切


夏に洗濯機の排水口が臭くなる原因には、洗剤カスや皮脂汚れ、糸くず、排水ホースの汚れ、封水切れ、洗濯機パンのカビなどがあります。
気温と湿度が高い夏は、排水まわりの汚れに雑菌が繁殖しやすく、ニオイが強くなりやすい季節です。
 
まずは、排水口まわりや排水ホース、洗濯機パン、洗濯槽を順番に確認しましょう。
そして、安全に作業できる範囲で汚れを取り除き、洗剤や柔軟剤の使用量、換気、糸くずフィルターの掃除も見直すことが大切です。
 
ただし、下水臭が続く場合や排水時にゴボゴボなどの異音がする場合、水があふれそうになる場合は、排水管や排水トラップに原因があるかもしれません。
ニオイの原因に排水不良や排水トラップの不具合がある場合、放置すると水漏れなどにつながることがあります。
ご家庭で改善しない洗濯機まわりのニオイは、早めに「おかやま水道職人」などの水道修理業者へご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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