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洗濯機の排水口が掃除できないときのかさ上げ対策【水道職人:公式】

2026年07月14日 2026年07月14日 洗濯機のトラブル


洗濯機の下に排水口が隠れていると、掃除をしたくても手が届かず、汚れやニオイを放置してしまうことがあります。
とくに、防水パンの中に洗濯機がぴったり収まっている場合や、排水口が本体の真下にある場合は、排水ホースを外すことさえ難しいでしょう。
 
しかし、洗濯機の排水口は、糸くずや髪の毛、洗剤カス、皮脂汚れが溜まりやすい場所です。
掃除できない状態が続くと、排水不良や悪臭、水漏れにつながる恐れがあるのです。
 
本記事では、洗濯機の排水口が掃除できない理由と、かさ上げによって作業しやすくする方法、注意点について紹介します。
 

洗濯機の排水口が掃除できない理由


洗濯機の排水口は、設置環境によって掃除しにくくなっている場合があります。
まずは、なぜ手が届かないのかを確認することで、無理な作業を避けやすくなるでしょう。
 

排水口が洗濯機の真下にある

洗濯機の排水口は、必ずしも本体の少し横にあるとは限りません。
防水パンの奥や洗濯機の真下に排水口があると、手や掃除道具が入らず、排水トラップを外せない状態になります。
 
この場合、見えている排水ホースだけを掃除しても、排水口の奥に溜まった汚れまでは取り除けません。
排水時にゴボゴボと音がする、洗濯機まわりからニオイがする、水が流れるまで時間がかかる場合は、排水口側に汚れが溜まっている可能性があります。
 

洗濯機と壁のすき間が狭い

洗濯機置き場は、脱衣所や洗面所の限られたスペースに設けられていることが多く、本体と壁のすき間がほとんどない場合があります。
本体を少し動かしたくても、給水ホースや電源コード、排水ホースが引っ張られると、水漏れや破損の原因になるでしょう。
 
とくにドラム式洗濯機は重量があるため、ご自分で無理に動かすのは危険です。
床を傷つけたり、排水ホースが外れたりする恐れがあるため、力任せに動かさないようにしてください。
 

防水パンの形状で手が入らない

防水パンには、四隅が高くなっているタイプや、排水口の位置が固定されているタイプがあります。
洗濯機の脚が低い状態で設置されていると、本体下の空間がほとんどなく、排水口のフタや排水トラップに触れられません。
このような場合は、洗濯機の取扱説明書やメーカーの設置条件を確認し、対応する据付脚やかさ上げ部材があるか確認しましょう。
 
ただし、防水パンのサイズや洗濯機の脚の位置によっては、市販のかさ上げ台が合わない場合もあります。
 
関連記事:夏の洗濯機の排水口はなぜ臭う?漂う悪臭の原因と解決策
 

かさ上げで排水口を掃除しやすくする方法


かさ上げは、洗濯機の脚の下に専用台を設置し、本体下にすき間を作る方法です。
排水口の位置が洗濯機の下にある場合、掃除や点検のしやすさを改善できることがあります。
 

かさ上げでできること

かさ上げをすると、洗濯機本体と防水パンの間に空間が生まれます。
その結果、排水口のフタを開けやすくなり、排水トラップの掃除やホースまわりの確認がしやすくなるのです。
 
また、洗濯機下にホコリや髪の毛が溜まっても掃除道具が入りやすくなるため、ニオイ対策にもつながります。
 
さらに、振動を抑える機能が付いた台を選べば、洗濯機の運転音や揺れの軽減に役立つ場合もあるでしょう。
ただし、かさ上げの可否や必要な部品は、洗濯機の機種によって異なります
メーカーが指定する据付脚や部品を使用し、取扱説明書に記載がない場合は、購入店やメーカーに確認してください。
 
なお、不安定な設置は、脱水時の異常な振動や転倒につながる恐れがあります
また、洗濯機の下のすき間が広がると、運転中に底部へ手足が入り、けがにつながる可能性があるため、機種によっては底カバーなどの安全対策が必要です。
 

かさ上げ前に確認すること

かさ上げを検討する前に、洗濯機の設置状況を確認しましょう。
とくに、防水パンの大きさ、蛇口の高さ、給水ホースの余裕、排水ホースの取り回しは重要です。
確認したいポイントは次の通りです。
 

  • 洗濯機の上部に十分な余裕があるか確認する
  • 蛇口や給水ホースが本体に干渉しないか見る
  • 排水ホースが折れ曲がらない位置にあるか確認する
  • 防水パンの四隅にかさ上げ台を置けるか見る
  • 取扱説明書で、かさ上げの可否と必要な部品を確認する
  • 洗濯機の重さに対応した製品か確認する
  • ドラム式洗濯機に対応しているか確認する

 
設置条件が合わないままかさ上げすると、排水ホースが潰れたり、洗濯機が傾いたりする恐れがあります。
不安がある場合は、購入前に洗濯機の型番や設置場所の寸法を確認しておくと安心です。
 

かさ上げするときの基本的な手順

かさ上げには、洗濯機を持ち上げ、本体を水平に調整したうえで、給水ホースや排水ホースの接続状態を確認する作業が発生します。
 
機種によってはメーカー指定の据付脚や底カバーが必要になるため、ご自分で無理に持ち上げず、購入店や水道修理業者へ相談してください。
 
設置後は、本体に傾きやがたつきがないか、排水ホースが折れたり潰れたりしていないか確認します。
その後試運転を行い、水漏れや通常とは異なる大きな揺れがある場合は使用を中止し、設置を依頼した業者へ連絡しましょう。
 
関連記事:洗濯機まわりがクサい?排水口の簡単メンテで悩みをスッキリ解決
 

かさ上げ後の排水口掃除の方法


かさ上げによって手が入るようになっても、排水口の掃除は慎重に行う必要があります。
部品を無理に外すと、取り付け不良や水漏れの原因になるため、取扱説明書を確認しながら作業しましょう。
 

排水口掃除の手順

排水口を掃除するときは、洗濯機の電源を切ってコンセントを抜き、給水栓を閉めてから行います。
排水直後は汚れた水が残っている場合があるため、周囲にタオルを敷いておくと安心です。
掃除の流れは次の通りです。
 

  1. 洗濯機の電源を切り、コンセントを抜く
  2. 給水栓を閉める
  3. 排水ホースの接続部分を確認する
  4. 排水口まわりのホコリや髪の毛を取り除く
  5. 取扱説明書を確認し、手で外せる部品だけを外す
  6. 溜まった糸くずやヌメリを取り除く
  7. 外した部品を取扱説明書に従って元の順番で戻す
  8. 排水ホースを接続し、水漏れがないか確認する

 
排水トラップの部品は、形や向きが決まっていることがあります。
戻し方が分からなくなると、封水が正しく保てず、ニオイが上がる原因になるため注意してください。
 

掃除してもトラブルが改善しない場合

洗濯機の排水口を掃除してもニオイが消えない、排水時の音が続く、水が流れにくい場合は、排水管の奥に汚れが溜まっている可能性があります。
市販の洗浄剤を使用する場合は、製品に記載された使用方法や使用量を守ってください。
市販の洗浄剤を使用しても排水不良が改善しない場合は、洗浄剤を繰り返し使用せず、排水設備の点検をご検討ください。
 
また、洗濯機本体や排水ホースの不具合が疑われる場合は、購入店やメーカーへ相談してください。
排水口や排水管のつまり、水漏れ、逆流が疑われる場合は、水道修理業者へ相談しましょう。
 

洗濯機の排水口掃除とかさ上げに関するよくある質問


洗濯機の排水口まわりで判断に迷いやすい疑問にお答えします。
 

Q1.賃貸でもかさ上げ台を設置してよいですか?

賃貸でも、置くだけのかさ上げ台であれば使用できる場合があります。
ただし、防水パンや床を傷つける恐れがある製品、固定のために穴を開ける製品は避けてください。
不安がある場合は、管理会社や大家さんに確認してから設置すると安心です。
 

Q2.洗濯機の下に防振マットを敷くだけでも効果はありますか?

防振マットは振動や音の軽減に役立つ製品ですが、排水口掃除のしやすさを大きく改善できる製品ではありません。
排水口の掃除を目的にする場合は、高さを確保できるかさ上げ台の方が向いています。
 

Q3.排水口から虫が出る場合も掃除で改善できますか?

排水口の汚れや封水切れが原因で虫が発生している場合は、掃除や水を流すことで改善することがあります。
ただし、排水トラップが正しく取り付けられていない場合や、排水管の奥に汚れが残っている場合は、再発する可能性があります。
掃除後も虫やニオイが続くときは、排水設備の状態を確認してもらう方がよいでしょう。
 

無理に動かさず掃除しやすい環境を整える


洗濯機の排水口が掃除できないときは、汚れを放置するのではなく、設置環境を見直すことが大切です。
対応する部品を使用して本体下の空間を確保できれば、排水口の掃除や点検がしやすくなります。
 
ただし、洗濯機は重量があり、無理に持ち上げるとけがや設備破損の恐れがあります。
とくにドラム式洗濯機や狭い洗濯機置き場では、ご自分だけで作業するのが難しい場合もあるでしょう。
 
排水口の掃除ができない、排水時に音がする、洗濯機まわりからニオイがするなどの症状があるときは、「おかやま水道職人」へご相談ください。
排水口や排水管の状態を確認し、ご家庭で安心して洗濯機を使用できるよう、状況に合わせた点検や修理をご提案いたします。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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