お風呂の蛇口から水が出ないときはつまりが原因？ -おかやま水道職人 -岡山県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

お風呂の蛇口から水が出ないときはつまりが原因？

2021年03月14日浴室のトラブル

お風呂の蛇口でよくあるのが、「水が出ない」「流れが悪い」などのトラブルです。冬場であれば凍結の可能性がありますが、平時はさまざまな原因が考えられます。

今回は、お風呂の蛇口から水が出ないときの原因と、それに応じた対処方法をご紹介します。蛇口の交換方法も解説しますので、お困りの方はぜひ参考にしてください。

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1 蛇口の水が出なくなる主な4つの理由
2 ストレーナーのお手入れには使い古した歯ブラシを使用しよう
3 お手入れで改善しない場合は蛇口本体の交換が効果的
4 難しいと感じたら水道修理業者に任せよう
5 まとめ
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蛇口の水が出なくなる主な4つの理由

家中の水回りに設置されている蛇口。「水が出ない」という症状にお悩みの方も多いでしょう。その原因はいくつか考えられますが、どの家庭のどんな蛇口でも発生する可能性があるのが、以下の3つです。

・蛇口内部のストレーナーのつまり
もっとも多いのが、蛇口内部に取り付けられたストレーナーのつまりです。ストレーナーとは、給水管から送られた水をろ過するために取り付けられている、網目状の装置です。

蛇口には必要不可欠な装置ですが、普段あまり掃除する機会がないため、いつの間にかつまってしまうことがあります。ストレーナーがつまると、水がうまく流れなくなり、蛇口から水が出なくなってしまうのです。

・蛇口の中、屋外配管の凍結
冬場に蛇口の水が出なくなった場合は、蛇口の内部や屋外配管の凍結が原因かもしれません。蛇口や配管は、気温がマイナス4℃前後で凍結するといわれており、冬の寒い日は注意が必要です。

凍結で水が出なくなった場合は、熱湯をかけてはいけません。タオルや雑巾などをかぶせ、上からぬるま湯をかけましょう。また、エアコンなどをつけて室温を高くした状態で数時間待つのも効果的です。

・蛇口の吐水部分のつまり
蛇口の吐水部分をスパウトと呼びます。スパウト内に汚れが溜まり、つまりが発生すると、水が流れにくくなります。スパウト部分のつまりは、ストレーナーとは異なり掃除が難しいのが特徴です。スパウトに異変を感じたら、水道修理業者に依頼しましょう。

・蛇口本体やパーツの劣化
蛇口には数多くのパーツが使用されています。前述のストレーナーはもちろん、バルブカートリッジやパッキンなどが取り付けられています。

蛇口から水が出ないという症状は、これらのパーツの劣化によって生じるケースも少なくありません。蛇口を分解することは比較的簡単ですが、その中から原因を見つけ出すのは難しいでしょう。少しでも悩んだ場合は、水道修理業者に任せるのが安心です。

ストレーナーのお手入れには使い古した歯ブラシを使用しよう

お風呂の蛇口から水が出なくなった場合、まず試していただきたいのがストレーナーのお手入れです。特別な工具も必要なく、手軽に掃除でき、高い効果が期待できます。

ストレーナーは、蛇口の先端に取り付けられた、キャップの内側に設置されています。キャップを反時計回りに回して、蛇口から取り外しましょう。内側のストレーナーを手で取り出し、使い古した歯ブラシで汚れを擦り落とすのが効果的です。掃除が終わったら、反対の手順でストレーナーとキャップを元に戻し、水が流れるかどうか確認しましょう。

お手入れで改善しない場合は蛇口本体の交換が効果的

お風呂の蛇口から水が出ないとき、ストレーナーを掃除しても改善しないケースもあるでしょう。部品のお手入れで改善しない場合は、思いきって蛇口本体を交換する方法もあります。とくに、一般的な蛇口の耐用年数である10年を超えて使用している場合は、交換がおすすめです。以下では、お風呂でよく見かける台付きタイプの蛇口の交換方法を紹介しています。

1.取り付け足に設置されたナットを緩めて蛇口を取り外す
2.取り付け足を慎重に壁から取り外す
3.接続部分の掃除を行う
4.新しい蛇口の取り付け足にシールテープを巻く
5.脚を壁に取り付ける
6.蛇口を水平に取り付けてナットを締める
7.蛇口を開いて水漏れがないか確認する

・蛇口交換時の注意点
蛇口交換時の注意点は以下の2つです。

●作業前に止水栓を閉める
●排水口に栓をする

止水栓を開けたまま作業をしていると、作業中に水が漏れ出す可能性があります。作業前に必ず止水栓を閉め、水が流れない状態で交換しましょう。

また、蛇口交換では、パッキンやネジなど細かいパーツがいくつか登場します。排水口に流してしまう可能性があるため、栓をしてから作業しましょう。