マンションのお風呂はリフォームでどう変わるのか？費用の相場も解説 -おかやま水道職人 -岡山県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

日頃の疲れを取るために欠かせないお風呂時間。浴室は、長く使っていると機能が古くなったり、劣化箇所が出てきたりと気になる部分が出てきます。マンションのお風呂は、リフォームが可能なのでしょうか。

また、どのくらいの範囲のリフォームができるのか、費用はどのくらいかかるのかが気になるポイントですよね。それらをしっかりと明確にした上で業者にリフォームを依頼すると、納得のいく浴室空間になるのではないでしょうか。

本記事では、マンションのお風呂を広くリフォームできるのか、リフォームにかかる費用とリフォーム費用を抑える方法、リフォームを依頼するときの注意ポイントを解説します。

マンションのお風呂を広くリフォームできる？


マンションにお住まいの方は、マンションでもお風呂のリフォームができるのか気になりますよね。マンションの限られたスペースでもお風呂を広くすることはできるのでしょうか。

少し古いマンションだと、浴室のサイズに適したユニットバスが存在しないことがあり、実際の浴室の広さよりも小さめのユニットバスを設置している場合が多いです。ユニットバスのサイズは小さくなりますが、新しい設備で快適に過ごせます。

充分広い浴室で、広いユニットバス設置したいのであれば、ユニットバスを大きいサイズに交換することで簡単に対応できます。その他、少し大掛かりにはなりますが、壁の位置をずらしたり壁の中にある配管の位置を工夫したりすることで、浴室を広くできます。

ただし、マンションの浴室リフォームは、マンションの造りによって可能なことと、不可能なことがあるので、業者とマンションの管理会社に確認しましょう。なお、マンションのリフォームは勝手に行えないので管理会社への確認は必須です。

マンションのお風呂のリフォームにかかる費用

マンションのお風呂をリフォームするといえば、基本的に多いのがユニットバスの交換です。このタイプのリフォームは、50〜150万円が相場だといわれていますが、大体は100万円前後で収まることが多いでしょう。

そうはいっても、マンションの構造ごとにリフォーム可能な範囲や家庭で選ぶユニットバスの種類が異なり、ユニットバスによって費用は異なります。希望と予算を比較しながら、バランスよくリフォームできるように計画しましょう。

マンションの浴室の広さによって費用は変動
浴室は各マンションの広さによって、交換できるユニットバスの大きさが異なります。そのため、ユニットバスのサイズ次第で費用は変動します。

同じメーカーの同じ商品であってもサイズが大きくなると約1.2万円UPすることがほとんどです。しっかりと確認しましょう。

選択するユニットバスのグレードによって費用は変動
ユニットバス選びは、大きさだけではなくグレードも複数の中から選択します。デザインや使われている材質がグレード次第で異なるため、どのような商品が家庭の浴室に適しているのかを判断しなければなりません。

標準使用でも不自由しない場合がほとんどですが、最近は便利な機能が増えてきているので、費用と機能面を照らし合わせて選択するとよいでしょう。

マンションのお風呂のリフォーム費用を安くするには？

マンションの浴室のリフォームにかかる費用は、決して安いものではありません。少しでもリフォーム費用を抑えたいと思う方が多いのではないでしょうか。

しかし費用を安くできても、リフォーム内容が納得いかなければ嫌ですよね。自身の納得のできる費用、リフォーム内容を実現するにはどのようにすればよいのでしょうか。

複数の業者に見積もりを依頼する
まず、リフォーム業者を決める前に見積もりを取ることが大切です。１社のみだと料金や内容の比較ができないため、複数の業者から見積もりを取ることが鉄則です。業者によって料金とリフォーム内容は異なるので、さまざまな業者をチェックしましょう。

また、業者の雰囲気や対応の仕方などもしっかりと確認すると、トラブルも回避しやすいかもしれません。

マンションのリフォームの実績がある業者
料金や内容の他にも、これまでにマンションの浴室リフォームの実績があるかどうかも重要なポイントとなります。

実績があれば、マンションにはどのような商品やリフォーム内容が最適なのかを知っており、打ち合わせやリフォーム工事もスムーズに行えるでしょう。また、安心してリフォームを依頼できます。

マンションのお風呂のリフォームを依頼するときの注意ポイント

マンションのお風呂のリフォームを依頼する際には、戸建てのリフォームと異なり注意しなければならないポイントがいくつかあります。それは次の4点です。

・管理規約の確認や管理組合への申請
・浴室の場所は移動できるとは限らない
・浴室が狭いためユニットバスが設置できない可能性もある
・階下への影響

マンションの場合、勝手にリフォームはできません。マンションの管理規約にはリフォームに関する決め事が定められているので、必ず確認しましょう。また、管理組合の許可を得たうえで施行前に近所へ通知をしなくてはいけません。

マンションの浴室は、リフォームで移動できない場合があります。配水管が階下の天井裏を通っている構造の場合は、配水管の異動ができないため、浴室の移動もできません。

築年数の古いマンションでは、浴室が狭くユニットバスの設置ができないこともあります。狭い空間でも設置できるハーフユニットバスというものがあるので、狭い浴室にはハーフユニットバスの設置を検討しましょう。

またマンションのリフォームでは、近所とのトラブルに注意したいです。とくに水回りであるお風呂のリフォームは、施工不良などで水漏れが怒ってしまう可能性があります。

長く快適に暮らすためにリフォームを検討するのに、近所とトラブルになってしまっては住み続けにくいですよね。トラブルが起きないように、業者選びは慎重に行いましょう。

重ねて注意したいのが、低価格すぎる料金を提示してくる業者への依頼です。費用はなるべく抑えたい方がほとんどだと思います。しかし、費用が安すぎるがゆえにリフォーム内容が不充分であったり、欠陥があったりと後からトラブルに発展することがあるのです。

他にも、アフターサービスの有無も重要です。リフォーム後、何か不具合などが起きたときに相談できると安心できます。中にはアフターフォローが有料のところもあるので、業者にリフォームを依頼する際にはあわせて確認しておきましょう。

まとめ

ここまで、マンションのお風呂を広くリフォームできるのか、リフォームにかかる費用とリフォーム費用を抑える方法、リフォームを依頼するときの注意ポイントを解説してきました。

マンションの浴室リフォームと聞くと大かがりで大変な作業なのではと思いがちですが、リフォームのプロに任せれば気軽に理想の浴室に大変身させることができます。業者選びは複数の業者から見積もりを取り、しっかりと比較した上で依頼することが大切です。

また、疑問に思ったことや要望などがあれば躊躇せず相談すると後悔せずに済むでしょう。自分の納得のいく料金やリフォーム内容に近ければ近いほど、満足のいく結果となります。

リフォームをすることで、今までより快適なお風呂時間を楽しめたら、心も体もリフレッシュすること間違いないですね。