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水のコラム

タンクレストイレはトラブルが発生しやすい?原因と対処方法をご紹介

2021年03月14日 トイレのトラブル

スッキリとした外観は手に入れることができ、多機能な製品が多いことから、近年人気を集めているタンクレストイレ。ただ、一般的なトイレと同様、さまざまなトラブルが発生する可能性があるため、対処方法を理解しておくことが大切です。

今回は、タンクレストイレで発生するトラブルの代表例と、それぞれに応じた原因や改善方法についてご紹介します。

タンクレストイレで発生する主なトラブルと考えられる原因

タンクレストイレは便利で見た目も良いことから、導入する家庭が増えています。ただ、一般的なトイレとは構造が少し異なるため、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。以下の表では、タンクレストイレで発生する主なトラブルと、その原因をまとめました。トラブル発生時の参考にしてください。

トラブルの内容 考えられる原因
水が流れない ・水圧不足
・バルブやポンプの劣化や故障
・電気系統の故障
・停電
水漏れ ・給水管の接続部分のナットの緩み
・給排水管の破損
つまり ・大量のトイレットペーパー
・ペット用の猫砂
・固形物
・お掃除シート など

上記のようなトラブルは、一般的な組み合わせトイレでも発生しますが、タンクレストイレの場合は原因が少し異なる可能性があります。ここからは、原因に応じた対処方法をご紹介します。

水が流れないときは手動で対処しよう

トイレから水が流れない場合、設置の不具合やパーツの故障、電気系統の以上などが原因として考えられます。電気工事士の方や水道修理に慣れた方でなければ対処できないため、水道修理業者に連絡するのが基本です。

しかし、トイレを使用した直後など、排泄物が残った状態で修理業者を呼ぶのは抵抗のある方も多いでしょう。そんなときは、手動で水を流すのがおすすめです。

タンクレストイレには、非常用電池を使ったり、専用ハンドルを回したりして、1、2回ではあるものの水を流すことができるタイプがあります。緊急時の方法として覚えておくと便利です。

・バケツを使って水を流す方法
上記のような機能が搭載されていないタンクレストイレでは、バケツを使って水を流す方法が効果的です。簡単な方法のため、ぜひ試してみてください。

a.トイレや温水洗浄便座のコンセントを抜いておく
b.バケツに3リットルの水を汲んでおく
c.高い位置から便器内に水を注ぐ
d.排泄物が流れなければ何度か繰り返す

水漏れは止水栓を閉めて水道修理業者に連絡しよう

一般的な組み合わせトイレで発生した水漏れは、タンク内のパーツの異常が原因であることが多く、部品交換など自分で対処することもできます。しかし、タンクレストイレの場合はほとんどが給排水管の異常が原因で、一般の方が対処するのは難しいでしょう。水道修理業者に連絡して対応してもらうのが安心です。

ただ、水漏れを放置したまま水道修理業者を呼ぶと、担当者が現場を訪れるまでに被害が拡大してしまいます。それを防ぐためには、止水栓を閉めて、水の流れを止めることが大切です。

トイレの止水栓は、背面の壁に設置されているのが一般的です。マイナスドライバーを使用して、時計回りに回すことで閉められます。止水栓が見当たらない場合は、家全体の水の流れと止めることができる、元栓を閉めるのも効果的です。

つまりはパイプクリーナーで対処するのが手軽

タンクレストイレのつまりは、トイレットペーパーの流しすぎや固形物、トイレに流せるタイプのお掃除シートなどが原因のケースがほとんどです。つまりが軽度であれば、ドラッグストアなどで販売されているパイプクリーナーで対処できます。

トイレの排水口部分にパイプクリーナーを適量振りかけ、30分から1時間放置したら、レバーを回して水が流れるか確認しましょう。この際、水が溢れ出すのを防ぐためにも、作業前に便器内の水を汲み出しておくのが大切です。また、パイプクリーナーは事前に温めておくと、より高い効果が期待できます。

・タンクレストイレのつまりを防ぐにはどうする?
タンクレストイレのつまりは、症状が軽度であればパイプクリーナーで対処できますが、重度になると水道修理業者に依頼する必要があります。それを防ぐためには、日ごろの使い方に気をつけることが大切です。タンクレストイレを使用する際のポイントは以下の2つ。

a.大量のトイレットペーパーは複数回に分けて流す
b.トイレットペーパー以外のものを流さない

トイレットペーパーは、量が増えるとつまりを引き起こす可能性があります。大量のトイレットペーパーを流す際は、1度ではなく複数回に分けて流すことで、つまりのリスクを抑えられるでしょう。

また、タンクレストイレにはトイレットペーパー以外のものを流さないことも重要です。「トイレに流せる」と記載のあるものも、量を間違えるとつまってしまう可能性があります。お掃除シートやペット用の猫砂などは、とくに注意が必要です。

まとめ

弊社では、倉敷市や玉野市、笠岡市、津山市など岡山県内の水道トラブルに迅速に対応しています。近年増えているタンクレストイレのトラブルにも、豊富な経験をもつスタッフが対応させていただきます。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。

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