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水のコラム

キッチンタイプごとのメリットやメーカーごとの特徴を解説!

2022年04月27日 キッチン


キッチンはリビングに直結していて、料理などで毎日利用する場所です。

ゆえに機能性とデザイン両方が必要な空間であり、それはキッチンのタイプによって異なってきます。本記事ではキッチンのタイプごとのメリットや、キッチンメーカーごとの特徴を解説します。

キッチンタイプによる強み

キッチンは「システムキッチン」「造作キッチン」「オーダーメイドキッチン」の3つのタイプに分類できます。

■システムキッチンの特徴
システムキッチンとは、キッチンメーカーが提供するキッチンを一般的に呼び、シンク・ワークトップ(作業台)・レンジ・収納スペース・レンジフードなど、たくさんのパーツで構成されています。

レイアウトも壁付きタイプ・I型・L型・U型・アイランド型と、決まった型の中から選ぶことが可能です。各メーカーで機能が異なるのと、グレードもさまざまに用意されており、メーカーのショールームで実物を確認できる点も便利です。

タイプやグレードを組み合わせると、どのメーカーのシステムキッチンでも迷うほどの種類となるので、ほとんどの方がシステムキッチンで満足できます。ただ、キッチンへのこだわりが強く、自分だけのオリジナルのキッチンが欲しい方には、物足りなさがあるかも知れません。

■造作キッチンの特徴
造作キッチンとは、キッチンメーカーのものではなく工務店や家具職人に依頼して、オリジナルの土台を作ってもらい、その上に市販の天板やシンクなどのパーツを取り付けて完成させるキッチンを、造作キッチンと呼びます。

キッチンの部屋のスペースに合わせて作り上げることができ、メーカーのシステムキッチンのいいとこ取りをしたオリジナルキッチンを作ることも可能です。また、自らがキッチンのデザインや設計の仕事に携わっている方なら、工務店に指示できます。

しかし単に工務店に頼んだからといって、よい造作キッチンを得られるとは限りません。造作キッチンを作るなら、キッチンの専門家に依頼して、希望が叶う設計をしてもらうことが重要です。

メーカーのシステムキッチンを選ばずに造作キッチンを選ぶ場合、費用は高額になります。希望を取り入れたオリジナルキッチンを作れるメリットがある反面、ある程度の資金がないと造作キッチンを実現できないのが、デメリットです。

■オーダーメイドキッチンの特徴
オーダーメイドキッチンは、キッチンの専門メーカーに依頼して各パーツを選んで作るキッチンで、海外でよく利用されています。

キッチンの部屋のスペースに合わせてレイアウトできるメリットと、パーツを自由に組み合わせることができるので、オリジナルのデザインのキッチンができあがります。

また、ビルトインできる食洗器の家電や水栓のタイプや数も自由にできるメリットも。デメリットとしてはやはり、金額が高額となることと、納品までに数ヶ月と長い期間が必要なことです。

また、選んだパーツが外国製品の場合は入荷までの期間が必要なので、完成まで半年以上かかるケースもあります。

各キッチンメーカーの特徴やアピールポイント

各キッチンメーカーの特徴やアピールポイントを紹介します。

■TOTO
TOTOはキッチンというよりも、トイレやお風呂のイメージが強いメーカーですが、意外にもキッチンでも人気の高いメーカーです。

最新のシステムキッチンは「ザ・クラッソ(THECRASSO)」で、美しさと使いやすいさ、清潔さにもこだわったキッチンで「きれい除菌水」が一番の特徴となっています。

きれい除菌水は、水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解することで作成できる、次亜塩素酸(除菌成分)を含む水が、タッチセンサーの水栓から出てきます。網かご、まな板、包丁などを、洗剤を使うことなくキレイ除菌水で清潔に保つことが可能な機能を搭載しています。

■LIXIL
LIXILも、水まわりで有名なメーカーです。
LIXILのシステムキッチンは、洗練されたデザインと使いやすさにあります。

LIXILのシステムキッチンのおすすめグレードは「リシェルSI」です。コンセプトは「美しい暮らしを、キッチンから」となっており、とにかく機能性に溢れた工夫が、至る所に搭載されたキッチンです。

リビングにフィットする多彩なデザインバリエーションが用意されているので、毎日が楽しくなるシステムキッチンを提供しています。

■パナソニック
パナソニックは電化製品では超有名なブランドメーカーですが、住宅やキッチンでも活躍しています。

パナソニックのシステムキッチンの特徴は、10年間ファンの掃除が不要なレンジフード、キズや汚れに強く美しい仕上りのスゴピカ素材のカウンター&シンクなど、電化製品で培ったノウハウが最大限に活かされています。

■クリナップ
クリナップは、有名なキッチンメーカーです。

ステンレス製のシステムキッチンが特徴で、おすすめのグレードは最高級ステンレスキッチンと呼ばれる「CENTRO(セントロ)」です。

セントロは、これまでのクリナップが培ってきたステンレス技術の粋を集めて作られたシステムキッチンであり、最大の特徴は美コートワークトップです。

特殊セラミックコーティングを施したステンレスワークトップは、キズと汚れに強く親水性にて汚れを浮かす機能を搭載。汚れをステンレス表目から浮かせるので、落としにくい油汚れも水拭きだけでサッと落とせます。

さらに、セラミックコーティングなので、細かいキズを付けることはありません。ステンレス扉のデザインも、複雑で豊かな表現を可能としており、見る場所で柄が変化するタイガーアイのような斬新なデザインが取り入れられています。

■トラクス
トラクスは人造大理石キッチンで有名なYAMAHAシステムキッチンが、2013年に社名変更したキッチンメーカーです。旧YAMAHA時代では国内初の「人造大理石カウンターキッチン」を販売し、45年の歴史を持つメーカーです。

システムキッチンの最高峰となるのが「DOLCEX」で、オープンキッチンの可能性と、その極を限りなく追及したシステムキッチンに仕上がっています。

DOLCEXシリーズの中でも、ラウンドタイプは丸味を帯びた独特のフォルムと機能性を融合したキッチンで、他のキッチンメーカーにはない機能を搭載しています。

キッチンメーカーを選ぶときに気を付けること

キッチンメーカーを選ぶ時には、やはり価格と機能性&デザインのバランスがポイントとなるでしょう。また、機能が家庭のライフスタイルに合っているかも、重要なポイントです。

■家庭のライフスタイルに合っているか
仮に、潤沢な資金があり200万円以上の金額をキッチンにかけられるなら、自由に好きなシステムキッチンを選ぶことが可能です。しかし、ほとんどの場合、予算の中で理想のキッチンに近づけようとするのではないでしょうか。

限られた予算の中で選ぶ場合、家庭のライフスタイルに合った機能であるかをチェックしましょう。

たとえば、夫婦共働きでお互いに料理が苦手で、ほとんど毎日デパ地下のお惣菜を購入し、休みの日は外食で済ますライフスタイルなら、多機能で高額なシステムキッチンは不要です。

その場合は、機能よりもデザイン重視の方がおすすめといえます。そのため、デザインが豊富で予算にあうキッチンメーカーを選びましょう。

■料理が好きで毎日キッチンを利用する家庭
料理が好きで毎日キッチンを利用する家庭なら、機能性を重視した方がよいでしょう。

もちろん食事の際の雰囲気も料理には欠かせないアクセントなので、デザインも大切です。

「予算・機能・デザイン」この3つの項目を満たすことのできるメーカーを選ぶことがポイントとなります。

キッチンリフォームを成功させよう

キッチンのリフォームを成功させるには、ライフスタイルにあったキッチンを選び、工事の腕のいいリフォーム会社を選ぶことが重要です。

また、リフォーム会社を選ぶ際には、キッチンのリフォーム実績が豊富な会社を選びましょう。

リフォーム会社にも得意不得意がありますから、キッチンのリフォーム実績が少ない会社は避けた方が無難です。

キッチンのリフォーム実績が多い会社なら、こちらの相談にも専門家としてアドバイスをもらえます。また、キッチンメーカーとのパイプも太くなってくるので、同じ商品でも安く手に入るケースもあります。

さらに、オーダーメイドキッチンを希望する場合、専門のメーカーを紹介してもらえます。このようにキッチンのリフォーム実績が豊富な会社だと、メリットが豊富です。

まとめ

システムキッチンは各メーカーで特徴があるので、家庭のライフスタイルに合わせて選ぶ方がいいでしょう。また、キッチンのリフォームを成功させるには、キッチン選びだけでなくリフォーム会社の選び方も重要なポイントです。

キッチンのリフォーム実績が豊富な会社であれば、安心して相談や工事を任せられます。複数の実績あるリフォーム会社に実際に相談してみて、もっとも相性のよかった会社を選ぶのもおすすめの方法です。

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