浴室で発生する水漏れトラブルとは？ -おかやま水道職人 -岡山県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

浴室で発生する水漏れトラブルとは？

2020年10月29日浴室の水漏れ

毎日使用する浴室は、劣化や摩耗などによりさまざまな場所から水漏れすることがあります。ただ、原因を正確に突き止めないと、水漏れを止められないだけでなく二次被害につながる可能性も。今回は、浴室で発生することの多い水漏れトラブルを紹介し、その対処方法を解説します。

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1 蛇口やシャワーヘッドからの水漏れ
2 換気扇からの水漏れ
3 浴槽からの水漏れ
4 給湯器からの水漏れ
5 まとめ
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蛇口やシャワーヘッドからの水漏れ

浴室で発生する水漏れの代表的な箇所のひとつが、蛇口やシャワーヘッドです。蛇口やシャワーヘッドは、浴室のなかでも使用頻度が高く、劣化や破損などのトラブルが発生しやすい場所です。水漏れの原因には、以下のようなものが考えられます。

●シャワーヘッド内の残留水
●ナットやバルブの緩み
●パッキンの劣化
●シャワーヘッドの故障
●蛇口の故障

・対処方法
蛇口やシャワーヘッドの水漏れは、原因によって対処方法が変わるものの、基本的には自分での修理が可能です。

シャワーヘッド内の残留水が原因の場合、シャワーの使用後にヘッドを下に向けて固定しておきましょう。自然に水が排出されて、いずれ水漏れはなくなります。

蛇口とシャワーヘッドを接続しているナットやバルブの緩みが原因の場合、六角レンチなどで締め直すのが効果的です。ただし、ナットやバルブに破損が見られる場合は、交換が必要です。

パッキンの劣化やシャワーヘッド、蛇口自体の故障が原因の場合、それぞれ交換する必要があります。ホームセンターやインターネット通販などで規格の合ったものを購入し、交換しましょう。作業前には止水栓を閉めてから行ってください。

換気扇からの水漏れ

使用状況によっては、浴室の換気扇から水漏れすることもあります。換気扇からの水漏れの原因は、外から入ってきた雨水やサビによって生じた水滴です。換気扇からの水漏れは、水道などから実際に水が漏れているわけではありません。

・対処方法
換気扇からの水漏れは、換気扇や浴室をしばらく使用せず、乾燥させることで解消できます。蛇口から水が漏れているわけではなく、水滴が付着していることが原因のため、乾燥するだけで対処可能です。また、雨水が換気扇へ入ってしまった場合は、フタを取り外して水を拭き取りましょう。

換気扇周辺の壁やフレキダクトに破損や不具合が見られる場合は、個人での修理が不可能なため、専門業者に修理を依頼してください。

浴槽からの水漏れ

お湯を溜める浴槽から水漏れすることもあります。浴槽からの水漏れの原因には、以下のようなものが考えられます。

●浴槽のひび割れや破損
●ゴム栓や排水栓の破損や劣化

それぞれ対処方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。

・対処方法
浴槽がひび割れや破損している場合は、浴槽本体の交換が必要です。基本的に個人では対応できないため、水道修理業者やリフォーム業者、メーカーに問い合わせて修理を依頼しましょう。そのままの状態で使用していると、水漏れが進み、さまざまな二次トラブルを引き起こす可能性があります。

ゴム栓や排水栓の破損や劣化が原因の場合、状況によっては個人で対応することもできます。ただ、ある程度修理作業に慣れている必要があるため、少しでも不安があれば修理業者に依頼するのが無難です。修理業者に依頼すると、ゴム栓や排水栓のサイズ、形状に適した製品を選び、交換してくれます。

給湯器からの水漏れ

浴室からの水漏れは、給湯器が原因となっていることもあります。給湯器には浴室内に設置するタイプと建物の外に設置するタイプがありますが、どちらも水漏れの原因となるため注意が必要です。給湯器の水漏れの原因には、以下のようなものが考えられます。

●浴槽と接続しているホースの破損や各部品の緩み、破損
●給湯器本体の破損や配管の凍結

・対処方法
給湯器から水漏れが生じた場合は、基本的に修理業者に対応を任せましょう。修理の内容や給湯器本体や部品、パッキンの交換、内部に溜まった水抜きなどさまざまですが、専門知識が必要となるため一般の方では地王できません。そのため、給湯器から水漏れした場合は、すぐに使用を止めて給湯器メーカーや水道修理業者業者に問い合わせて指示を仰ぎましょう。

水漏れなど給湯器が故障した状態で使用を続けると、ガスの不完全燃焼による爆発や一酸化炭素中毒などを引き起こす可能性があり危険です。給湯器に異変を感じたら、すぐに使用を中止してください。