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水のコラム

災害時は水が使えない?停電した場合の対処方法

2021年05月10日 水回りの豆知識

台風や雷雨といった自然災害にともない、地域で停電が発生することがあり、地震によって停電が起こるリスクも懸念されます。こうした自然災害は、いつ起こるか予測しにくいからこそ、日頃から備えておくことが大切です。

私たちの暮らしに欠かせない水は、災害時に利用できない状況となることも。停電が起こったときの対処法を押さえて、冷静に行動できるよう準備しておきましょう。

停電時は水道が使えない?

もしも災害などの影響で停電が起こってしまったら、水道は使えなくなってしまうのでしょうか。まずは、一戸建てとマンションそれぞれのケースに分けて、停電時に起こりうる症状について解説します。

・給水方式には3つの種類がある!
一戸建てとマンションの違いについて解説するうえで、給水方式について知っておく必要があります。そもそも建物へ水を送る方法には、3つの方式があります。主に4階建てまでの建物に用いられる「直結直圧式」と、中高層階のある建物に用いられる「受水槽式」「直結増圧式」です。

「直結直圧式」とは、浄水場から送られる水を、直接給水する方法のことです。水が送られてくる際の圧力を利用して、建物の蛇口まで水を送ります。こちらの方法では、停電時でも水道を使うことが可能です。

「受水槽式」では、浄水場から送られる水を「受水槽」と呼ばれる水槽に溜めてから、ポンプの圧力で中高層階へ送ります。停電時はポンプが動かなくなるため、蛇口から水が出なくなります。ただし、受水槽に蓄えられた水を使ったり、応急用の水栓に切り替えたりすることで、水を使える可能性があります。

「直結増圧式」は、浄水場から送られる水を増圧ポンプの圧力で中高層階へ送る方法です。水を溜め込む水槽がなく、直接給水を行います。停電時は増圧ポンプが動かなくなるため、蛇口から水が出なくなります。

給水方法は建物によって異なるため、確認しておきましょう。

・一戸建てのケース
一般的に4階建て以下となる一戸建てでは、ほとんどのケースで「直結直圧式」の給水方法が採用されています。そのため、停電が起こっても水道が止まる心配は少ないと考えられます。ただし、浄水場の設備そのものに問題が起こっている場合には、まれに水道が止まることもあるようです。

・マンションのケース
中高層階のあるマンションでは、主に「受水槽式」または「直結増圧式」が採用されています。前述の通り、電気が使えない状況では水道も使えなくなるおそれがあるためご注意ください。ただし、建物に自家発電設備があるならば、停電が起こっても引き続き水を使える可能性があります。

水道が使えなくなったらまず何をする?

もしも一時的に水が使えなくなってしまったら、まずは水道が復旧したタイミングに備えて、蛇口をしっかりと閉めておきましょう。蛇口が開いたままになっていると、状況が改善したとき、水が流れ出てしまうおそれがあります。

また、災害で長期的に水を使えなくなってしまったら、地域の「給水所」を利用します。給水所とは、周辺地域で必要な量の水を確保して、緊急時に対応できるよう備えた施設のことです。もしも断水が続くのであれば、給水所で配られた水を使うことになります。

停電中はトイレの使い方に注意

ご自宅でレバーハンドルがないタイプのトイレをご利用の場合、停電中は電力を使えないため通常通りに水を流せなくなってしまいます。トイレを使うときは、バケツなどの容器を使って、便器内へ水を直接流し込む方法で対処しましょう。バケツ1杯の水を、ゆっくりと一定の速度で流し込んでください。このとき、便器内以外の設備に水がかからないよう注意が必要です。また、トイレのタンクへ水を入れるのは避けましょう。

災害に備えて日頃から行っておくこと

ここまで、停電が起こってしまったときの対応についてお伝えしました。こうした災害はいつ起こるか誰にもわかりません。だからこそ、日頃から災害に備えておくことが大切です。

まず、ご自宅の給水方法を確認してみましょう。それから、水道の検針票をチェックして家族がいつも使っている水量を知り、確保しておくようおすすめします。災害用の飲料水を常備するとともに、前もって災害が予測されるときは、浴槽に水を張る対策が有効です。たとえば、台風や雷雨といった停電が起こりやすい日に水を溜めておくと、前述のようにトイレが使えなくなった場面で役立ちます。

まとめ

岡山市周辺エリアの水道工事専門業者「おかやま水道職人」が、災害時の水道について解説しました。ご自宅の建物の給水方法によって、停電時の状況が変わります。

特に、マンションにお住まいの方は、停電で水が使えなくなる可能性があるため、建物の自家発電設備や地域の給水所について確認してみてください。今回ご紹介した対策をご家族で共有しておくと、いざという時に速やかに行動できるようになります。

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