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水のコラム

トイレの悪臭を根本から取り除く方法

2021年09月08日トイレのお掃除

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1 トイレを快適な空間にしたいなら悪臭は厳禁
2 尿石の落とし方
3 黒カビの落とし方
4 トイレの悪臭はおかやま水道職人へお電話ください
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トイレを快適な空間にしたいなら悪臭は厳禁

汚れが溜まりやすいトイレの掃除は、しっかり定期的に行っているでしょうか。水回りの掃除は面倒でついつい後回しにしてしまいがちですが、汚れが溜まってから一気に掃除するよりも、定期的にこまめな掃除を行う方が時間もお金もかからず衛生的にも安心です。

トイレの掃除をさぼってしまうと、尿石や黒カビなどの汚れがこびり付いて悪臭を放ちます。トイレ内を快適な空間に保つため、今回は汚れの種類ごとに対処法をご紹介していきます。

尿石の落とし方

高い位置から便器に当たった尿は飛散し、便座の裏や便器の縁裏だけでなく床や壁にも付着します。付着した直後は悪臭もなく簡単に拭き取れますが、そのまま放置していると内部で雑菌が繁殖して尿石になります。

こうなってしまうとアンモニア臭を放つようになり、洗剤を使わなければ落とせません。尿石はアルカリ性の性質を持っているため、酸性の洗剤を使用することが効果的です。尿石に洗剤を吹きかけたら数分放置して内部に浸透させ、その後たわしやブラシを使って擦ることで簡単に落とせます。

ただし、壁や床の尿石にも同様の手順を行うと材質によっては傷めてしまいます。洗剤が使用不可能な場合は、トイレ用の拭き取りシートを使用しましょう。こちらは定期的な掃除にも使用できるものなので、3～4日に1回の間隔で便座の裏・縁裏・床・腰から下の高さの壁を拭き掃除することで尿石を予防ができます。

また、男性や小さいお子さんがいるご家庭では、座って用を足すことを習慣づけることでかなり飛び散りを抑えられます。

黒カビの落とし方

トイレは常に水が溜まっている場所なので、非常にカビが発生しやすい環境でもあります。特にタンクの中には大量の水が溜まっていますが普段目にしないので、なかなかカビが繁殖していても気付きにくいです。ここからは部位ごとにカビの取り除き方をご紹介します。

・タンクの中の掃除方法
タンク内の掃除は定期的に行っているでしょうか。半年以上中を見たことがないという方は要注意です。カビの臭いがする場合は、蓋を開けて確認してみましょう。タンク内のカビは、他の場所よりも比較的簡単に落とせます。ブラシで擦るだけでほとんどのカビが取り除けるのであまり手間はかかりません。

しかし、タンク内には排水に関わるパーツが多数設置されています。こういったパーツがあるのに気にせず掃除を行うと、位置がズレたり破損したりなどのトラブルになりかねません。タンク内のパーツに異常が発生する水が流れっぱなしになったり、逆に水がうまく流れなくなったり不具合が生じます。なので、タンク内の掃除をする際はパーツの周辺は慎重に、あまり強く擦りすぎないようにしましょう。

・便器内
便器の中には常に封水と呼ばれる水が溜まっていますが、風水の周りに黒い汚れが溜まっているのを見たことはないでしょうか。これは「さぼったリング」とも呼ばれる尿石に生えた黒カビが原因の黒ずみです。

尿石には酸性の洗剤が、黒カビには塩素系漂白剤が効果的ですが、この二つを混ぜてしまうと有毒なガスが発生します。そのため、さぼったリングの掃除をする際は1日目に酸性洗剤を使用し、2日目に塩素系漂白剤を使用する、というように日にちを分けて行いましょう。

ここから掃除の手順についてご紹介していきます。窓を開けて換気扇を回すなどして、空気を循環させながら行ってください。まずは、さぼったリングの上にトイレットペーパーを薄く覆い被せます。全体を覆ったら、その上から酸性の洗剤をかけて30分ほど放置して汚れにじっくり染み込ませていきます。

30分経過したら、ブラシで全体を優しく擦ると簡単に落とせます。初日はここまでで一旦終了です。次の日以降に同様の手順で塩素系漂白剤を使用して掃除を行ってください。これでほとんどのさぼったリングは取り除けます。

万が一残ってしまった場合は、サンドペーパーを使ってこびり付いた部分を研磨することが効果的です。ただし、汚れの根元まで削り落とそうとすると便器のコーティングまで剥がれてしまうので、汚れが薄くなる程度にしておきましょう。ある程度薄くした状態でもう一度洗剤を使用すると、今度は先程よりも落としやすくなっています。また、汚れの強さに応じて洗剤に浸す時間を変更するのもよいでしょう。